京都の中心地、御池通りにあじさいの名所があるのをご存知でしょうか。
京都であじさいの名所といえば、三室戸寺や善峯寺、藤森神社などが有名ですが、御池中学校や京都ホテルオークラ付近では、毎年5月末～6月にかけて美しいあじさいが見られます。
あじさいの人気スポット 御池通り
御池通は京都の東西を結ぶメインストリートで、その下には京都市営地下鉄東西線が走っています。片側3車線道路で幅が広く、時代祭や祇園祭の巡行ルートにもなっています。
御池通は歩道も十分に広く、街路樹や花壇の美しい花が道行く人達を和ませてくれます。
中でも御池中学校前や京都ホテル前の花壇には多くのあじさいが植えられており、ちょっとしたあじさいの人気スポットとして知られています。
御池通りの周辺にはホテルが多く、あじさいが見頃となる6月のシーズンになると外国人観光客もあじさい見物に訪れ、スマホで写真を撮る姿をよく見かけます。
ブルーの紫陽花は写真映えするので、インスタ映え狙いの観光客がよく撮影しています。
御池通り沿いに並ぶ色とりどりのあじさいは、梅雨の時期がちょうど見頃となり、しっとりと雨の滴をまとう姿もまた美しいと感じます。
御池中学前のあじさい
御池通りの北側、柳馬場通～富小路通の間は、淡いブルーの西洋アジサイが咲いています。
御池中学校から進々堂の前にかけて、たくさんのあじさいが見られます。
あじさいはこんもりと丸い形ですが、ハート型のあじさいもありました。
白い紫陽花 アナベル
ちなみに、御池通の南側にも種類の違うあじさいがあります。アナベルという白っぽいあじさいで、開花は西洋アジサイよりも遅いみたいですね。
御池ブルーは6月末になると色褪せますが、アナベルは開花が遅い分ちょうど見頃になります。
白い紫陽花のアナベルは、7月の初旬まで見頃が続きます。
高瀬川 京都ホテルオークラ前のあじさい
御池中学校から高瀬川に向かって5分ほど東に歩くと、京都ホテルオークラがあります。
京都ホテルオークラの前にも種類の違うあじさいがあります。こちらはブルーのガクアジサイでしょうか。ピンクの西洋アジサイも少しだけ見えますね。
京都ホテルオークラ前のあじさいは最近刈り込まれたようで、数が減っていました。高瀬川のすぐそばなので、散歩のついでに寄ってみてください。
御池通り あじさいの開花時期と見頃
御池通りの紫陽花は、5月末から6月中旬までが見頃です。
一般的なあじさいのシーズンは梅雨時の5月末～6月ですが、御池通りの紫陽花も5月に入ると開花が始まり、5月末になると色づき始めます。
5月中旬ぐらいのあじさいです。まだシーズン前なのでブルーとグリーンのまだら模様になっています。ここから少しずつブルーに色づいていきます。
あじさいの淡いグラデーションが大好きで、色が変わっていくところも美しいと感じます。
御池通り あじさいの見頃
そして梅雨時の6月はあじさいの一番美しいシーズンです。あじさいが美しいブルーやピンクに色づいて、ちょうど見頃になります。
御池通りのあじさいはその青の美しさから、別名「御池ブルー」と呼ばれるそうです。
見頃を過ぎた6月中旬になると、「御池ブルー」の紫陽花が色褪せてきます。
6月末になると、紫陽花の見頃も終わりです。また来年の開花を楽しみに待ちましょう。
京都のカフェ 進々堂御池店
紫陽花見物に疲れてちょっと休憩したいなら、御池中学前のパン屋さん「進々堂御池店」がオススメです。
パンの販売だけでなくイートインスペースがあり、カフェのように利用することができます。モーニングやランチのメニューも充実しています。
野外席もあるので、あじさいを眺めながらお茶することもできますよ。
御池通りを散歩しながら、日々色づいていくあじさいを見るのは楽しいですね。6月に御池通りに来る機会があれば、ぜひあじさいを見物していってください。
御池通りのあじさい アクセス方法
御池通りのあじさいは、御池中学前がメインの見どころです。最寄り駅は地下鉄烏丸線か東西線の烏丸御池駅で、徒歩5分程度でアクセスできます。
地下鉄東西線の京都市役所前も同じぐらいの距離です。バスで行くなら、堺町御池バス停が最寄りです。
京都ホテルオークラ付近のあじさいは、地下鉄東西線の京都市役所前が最寄り駅です。バスも本数が多く、河原町三条バス停から徒歩数分でアクセスできます。
御池通り紫陽花の情報
| 名称 | 御池通りの紫陽花 |
|---|---|
| 住所 | 〒604-0954 京都市中京区御池通柳馬場東入（進々堂御池店） |
| 料金 | 無料 (歩道上 見物自由) |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸御池駅から徒歩5分 市バス・京都バス 堺町御池バス停から徒歩1分 |
