毎年3月・9月に京都文化博物館で開催される「京都アートフリーマーケット」に行きました。
今回の開催は、土日祝の9月21日~23日というすばらしい日程で、天気にも恵まれました。
京都はやっぱり伝統工芸の街ですよね。芸大も多く、昔に比べて減ったとはいえ、友禅や工芸、美術品など、アート関連の仕事に従事する方もたくさんいます。
アートフリーマーケットも盛んで、百万遍知恩寺や梅小路公園、上賀茂神社の手づくり市といえば全国的にも有名ですね。京都アートフリーマーケットもその中の一つです。
2014年秋の京都アートフリーマーケットの様子はこちらをどうぞ。
京都アートフリーマーケット 京都文化博物館会場
元々京都アートフリーマーケットへの興味はそれほどでもなく、京都文化博物館の周囲に人が多いときは、大体何かのイベントの時なので、「ああ、やってるなぁ」という感じです。
でも、大抵は休日の開催ですし、友人知人が出展していることもあるので、京都アートフリーマーケットがあると、とりあえず何か面白いものはないかと思って毎回寄り道していきます。
今日は日曜日で明日も祝日、普段より人出も多かったようです。
京都アートフリーマーケットの会場は、京都文化博物館を中心に6か所あります。
(会場地図は公式HPより)
こちらは京都アートフリーマーケットの会場案内です。結構な数のお店がありますね。
京都アートフリーマーケットメイン会場、京都文化博物館前です。
京都文化博物館の高倉通り側です。こちらにもお店が並んでます。
さっそく中へ入ってみます。これは入口付近・・・盛況ですね。
中も人でいっぱいです。普段より多いとのこと。
全体的に見て、陶器やアクセサリーのお店が多いですね。織物や革製品もありました。
会場の裏手、京都文化博物館の中庭にもお店が並んでます。
京都アートフリーマーケット お店の紹介
すべて紹介し切れませんが、何軒かピックアップしてみます。まずは磁器のお店です。
こちらはガラス工芸のお店です。なかなかステキですね。
革製品を出展されている女性の方です。全部手作りなんですよね。スゴイなぁ。
「まるねこ屋」の屋号通り、丸いネコさんたちがたくさん。
ぬいぐるみのお店です。かわいいクマさんたちです。
こちらは金属製のアクセサリーとオリジナル時計のお店です。
時計本体や数字盤、針などが自由に選べるようです。こりゃスゴイ時計ができそう。
ウッドデッキに出展していた手ぬぐい屋さんです。ろうけつ染めの柄が鮮やかですね。
こんなお店もありました。モスペットと言って、月に数回水をやるだけででちゃんと育つ植物だそうです。なかなか面白いですねぇ・・・
イラストレーターのお兄さんです。犬が好きなんですね。
こちらは木の雑貨のお店です。木の地肌を生かした温かみのあるデザインです。
この木製時計なんて味があっていいと思いませんか? いわしも1個持ってます。
実はいわしのお友達、松尾くんのお店なのでした。ちょっと変顔で写ってますねぇ・・・(^_^;
ユリイカ松尾君のHPです。お友達なので一応宣伝しときます。
京都アートフリーマーケット 他の会場
さて、他の会場も紹介しておきます。まずは河合塾の前です。ここは2店舗だけ。
中京郵便局前です。ここは6店舗です。郵便局の方が期間限定の切手を販売してました。
NTT西日本京都支店会場です。三条通りに沿って23店舗あります。
京都国際工芸センター WAZAGU 会場です。中と外で12店舗あります。
京都アートフリーマーケット会場 ウィングス京都
あとはウィングス京都も会場ですが、時間切れで行けませんでした。残念・・・ほかの会場より閉場が1時間早いのですが、ウィングス京都の営業時間の関係でしょうか。
でも、ちょっとくやしかったので、翌日の朝一にまた行ってきました。
ウィングス京都内 一階部分の店舗です。
3階にもお店があります。こちらの方がお店は多いですね。
こちらはかわいい雑貨のお店。ハロウィーンの装飾もなかなかよいですね。
手作りハンコのお店です。手紙やメモにポンと一押しすると、よいアクセントになりそうです。
モザイク画みたいな動物のイラストですね。
布製品のお店です。かわいらしい柄のカバンやポーチ、ペンケースがありました。
さて、ブログを書くにあたって、参考のために初めて京都アートフリーマーケットの出展募集要項を読んでみたのですが、40歳を過ぎると京都アートフリーマーケットには出展できないんですね。知らなかった・・・
京都アートフリーマーケットの公式HPには、こんなメッセージが掲載されていました。
京都アートフリーマーケットは、京都で活動する若手作家・職人のためのイベントです。
出展作品は、作家・職人により制作されたもののみといたします。
作家・職人が大きく育つ一助として、多くの作家と府民の皆さまがアートを通じて交流する機会の創設のために、京都アートフリーマーケットを開催いたします。
着物や織物が典型的な例ですが、京都の伝統産業はどんどん衰退しています。西陣や室町を見れば、昔と比べるまでもなく、そのことがよくわかります。
今までのシステムでは若手の育成ができなくなってしまった以上、このようなイベントを続けていくことの意義は大きいと思います。京都の若手作家、職人のためにも、京都アートフリーマーケットがずっと続いていくように願っています。
2014年秋の京都アートフリーマーケットの様子もぜひご覧ください。