知られざる桜の名所、京都地方裁判所の枝垂れ桜をご紹介します。
あまりメジャーではありませんが、京都地方裁判所は素晴らしい枝垂れ桜の名所です。
春になると京都地方裁判所の周りにはカメラやスマホを手にした人々がたくさん現れ、みんな思い思いに満開の枝垂れ桜を撮影したり、シャワーのような枝垂れ桜の歩道を散策しています。
京都地方裁判所の枝垂れ桜
京都地方裁判所には、京都御所のちょうど南側、丸太町通に面した方を囲うように、見事な枝垂れ桜が咲いています。
裁判所の正面にあたる丸太町通からはわかりませんが、周りを囲むように柳馬場通(西側)・冨小路通(東側)・竹屋町通(南側)の街路樹として枝垂れ桜が植えられています。
こちらは京都地方裁判所の西側、柳馬場通です。
こちらは京都地方裁判所の南側、竹屋町通です。反対側は御所南小学校です。
そして、京都地方裁判所の東側、富小路通です。
京都地方裁判所は今から10年以上前、平成13年(2002年)に現在の新しい建物が竣工しました。その際に、地域に利用される街路樹として枝垂れ桜を植えて、周囲に対する視覚的な圧迫感を和らげるという目的があったそうです。
裁判所は法で裁くというややこしいイメージがありますが、それを和らげるための枝垂れ桜なのですね。
京都地方裁判所脇の歩道から撮った枝垂れ桜です。ここを歩いていると、まるで桜のシャワーを浴びているような感じがしますよ。
3月末に撮影した枝垂れ桜です。ようやく咲き始めというところですね。
4月4日に撮影した枝垂れ桜です。五分咲きといったところでしょうか。
4月7日の時点では、満開まであと少しといったところですが・・・
満開だとこんな感じになります。見事ですねぇ。
先日の強風と雨で、4月早々に咲いた桜はかなり散ってしまいましたが、京都地方裁判所の枝垂れ桜はこれからが見頃です。
満開になったら花見と気分転換を兼ねて、京都地方裁判所の周りを散歩しようと思ってます。